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冬こそきものの魅力・威力を楽しもう2

Enjoy the Charm and the Power of Kimono in Winter 2

付け下げ小紋 オフホワイト地に多様な染め模様の小紋。斜めに走る紫の模様が豪華な印象。帯合わせで間違いがないのは黒。シルバーグレーの箔が、紅白の刺繍柄を際立たせます。

お正月、成人式はもちろん、冬はきものが似合う季節です。男性がアンサンブルのきものを着て腕を組んでいる様子も、どっしりと素敵です。

そうはいっても「ふだん着慣れていないきものは寒いのでは?」と、考えてしまいませんか?
きものは肌着、長襦袢、長着、と最低でも3回体に布を巻き付けます。空気がその間を循環型するので、暖かいのです。さらに欠かせないのが5本指ストッキング(洋服用ですが)にフリース素材が内側についた足袋とその素材の肌着(ワンピース型)。

草履 雪国の草履をみるとその裏にはしっかりと肉厚のゴムが貼られています。これなら雪をしっかり踏みしめることでしょう。写真の草履は、紬で作られた40年ほど前の品です。

冬こそきものの魅力・威力を楽しもう11では、ネルが裏打ちされた足袋をお勧めしていますが、今年はさらに進化した足袋があります。舞子さん愛用という足袋の中にもう1枚はく、薄い足袋も昨年試してみましたが、今年の「ヒート足袋」というのが目下最強です。


付け下げ小紋 きものは季節を先取りしたおしゃれを楽しむのが粋。花吹雪の刺繍半えりなら、サクラの季節に先駆けて。深いワインレッドと黄系の織りの帯で全体のトーンをおさえます。

年末年始はもちろん「少し改まった席にも、ふだんにも纏える」というすぐれものが付け下げ小紋。小紋ほどカジュアルではなく、付け下げほどに格式格式ばらず…という先人の着回しの知恵がうみだしたのでしょうか。

付け下げ小紋 角出し用に長めに誂えた正倉院文様の織りの帯。上の格の高さにくらべ、ぐっとふだん小紋の格になっています。帯の一色をとったターコイズブルーの草履で個性的に。

写真の付け下げ小紋は師匠から頂いた大切な品ですが、NHKに出演した際、「それは自分が40年以上前に染めたものでは」という問い合わせが局にありました。そんなこともきものならではのエピソードですね。

Kazumi流セレクトショップは年末年始もオープン。着方や畳み方も YouTubeのKazumi流チャンネル をご参照のうえ、わくわくのきものライフを体験してみませんか?


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