2011年2月18日掲載
最近、ニュース速報の地震発生ニュースが多く目につきます。
さらに噴火による避難ニュースを耳にするたび
「コンパニオン・アニマルたちは、どうしているのかしら」
「さぞ、心配なことだろう」と胸がいたみます。
辛い時に、心の友、相棒、子どもとして共にすごしてきた文字通りの伴侶動物(コンパニオン・アニマル)たちと緊急時こそ一緒に過ごしたいものです。
最近は緊急時のシェルターも以前よりは速やかに準備されるようになったようですが2004年の新潟中越地震では避難所に連れて行けない愛犬と自動車内で生活していた方がエコノミー症候群で死亡した事実もあります。
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2011年2月17(木)の朝日新聞によると、自治体と地元の獣医師会が協定を結ぶ動きが広まっているという。その契機は1996年の阪神淡路大震災です。その数は56自治体(右の図を参照)。協定の内容はおおむね共通し、救護活動の役割分担を明確にしています。
私自身の経験では、13年前はマイクロチップを犬に埋め込むことに対して「読み取り機器が少ないから、余り効果がないかも」というネガティブな獣医師意見が多かったが、最近ではそれを推奨する動きが多いように思います。
記事によると「環境省は06年、災害時の動物救護を適切に行うように自治体に要請。日本獣医師会も07年、地方獣医師会に対し、自治体と協定を結ぶように呼びかけ協定締結の動きが活発になった」とあります。
マイクロチップ義務化の是非はあるにせよ、緊急時にやむなく離れ離れになってしまった家族を
路頭に迷わすことなく速やかに救い出させる術があることは
疲れた心身にとっては大きなやすらぎとなることは確かだと思います。